柏はJリーグのホームタウンでスポーツ振興も推進

柏は千葉県内ではサッカーが特に盛んな地域で、2005年からはJリーグのホームタウンの一つとしても知られるようになりました。東京から比較的に近い場所にあり、約42万の人口を有する大都市でもあるため、新たな選手を育成する環境も充実しています。高校サッカーの強豪校がある場所としても知られており、優秀な選手をトップチームへと輩出してきた実績がある地域です。

柏レイソルがJ1に昇格した時期には、Jリーグのスポーツ振興くじが黎明期を迎えていました。チームとしての設立は1940年にまで遡りますが、選手たちの華々しい活躍とスポーツ振興くじの影響もあって、チームに対する知名度も上昇しています。さらに、スポーツを通じる形で千葉県の柏の存在を全国に伝えてきました。こうした努力のおかげで、競技人口の裾野を広げながら、高校サッカーの強さも常に維持する状態になっているわけです。

レイソルは戦績は起伏が激しいのが特徴で、J2に陥落した時期もありましたが、J1復帰後の2011年には優勝の快挙を成し遂げました。降格する時期があっても、地元のファンが熱心に支えることで、スポーツ振興くじの理念も守りながら地域全体で団結して栄光を勝ち取ることができたのです。

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